FDテーパーデザインソフト



定価 ¥7,000 (消費税8%別)

オリジナルロッドテーパーの設計や既存テーパーを部分的に改良する場合
■テーパー設計: テーパー設計画面(メイン画面)には対面幅入力、ストレス値入力、曲り値入力
の3通りの入力欄があります。 通常、対面幅入力欄に入力します。 それに反応するベンディング
カーブを見ながらテーパーを設計します。 またロッド仕様の変換もできます。(長さの変換は出来ま
せんのでConvert機能をご利用ください) 

既存ロッドのアクションを生かして別のバージョンを作りたい場合
■テーパー変換: 既存のロッドのアクションをなるべく損なうことなく簡単に仕様変更ができます。
例: 7’0”を7’6”に変更、 例: ライン#4を#3に変更 例: 2ピースを3ピースに変更。
例: トンキンから真竹に変更 例: 真竹からトンキンに変更。
ごく簡単にご利用できる方法ですので、パソコンやストレスについて詳しくなくても、この使用
方法だけで十分利用価値があります。 画面下の欄のConvertをクリックするとテーパー
変換画面に変わります。

テーパー設計画面(メイン画面)

テーパー設計メイン画面拡大表示

テーパー変換画面(Convert)

FD Taper Designの使い方

このソフトの最大の特徴
その1. ベンディングカーブの表示

普通ギャリソンの計算式でロッドのテーパー設計を行った場合、それをストレスカーブに置き
換え、そのカーブの形からロッドアクションを判断します。 しかし、それはあくまでも概略を
把握する程度でした。 今回ご紹介するFDテーパー計算ソフトは、ベンディングカーブが常時
表示されることです。 ベンディングカーブとはロッドのカーブのことですが、任意で入力した
数値に対応してロッドの曲りの曲線を理論的に表示します。 またこのベンディングカーブの
表示方法も次の2種類の中からの選択ができます。 

<実釣ライン長によるベンディングカーブ表示>
上のベンディングカーブは7’6”ロッドで#4ラインを15ヤードキャストしている時のロッドの曲りを
数値的に表しています。 仮に実釣ライン長の入力欄にDT4/20ヤードを指定すると、ベンディング
カーブはより曲がって表示されます。 さらに30ヤードを入力するとグラフは折れ曲がってしまいます。
これはロッドに過負荷が荷かっている状態を示します。 この条件では理論的にで30ヤードのキャス
ティングは難しいことを意味します。(実際は熟練キャスターであればこのロッドでも30ヤードを
キャスト出来るでしょうが) 実釣のライン長に適した負荷でのロッド設計に役立ちます。

<水平静止加重のベンディングカーブ表示>
ロッドの状態水平静止で選択した場合、実釣ライン長必ず0(ゼロ)にして下さい。
ゼロにしない場合は、ライン重量までがティップトップ加重として加算された水平静止グラフ
になってしまいます。 水平静止とは、ロッドを水平にした時、ロッドティップ先端に加重をかけ
た時のロッドの曲がりを示します。 魚が掛った時などのロッドの曲がりを判断できます。
(実際に魚が掛った時はロッドは水平ではありませんが、判断基準として水平静止が参考
になります) 

このソフトの最大の特徴
その2. キャスティングのファクターをロッドテーパーに生かすことができます。

ロッド条件入力欄に、使用者のキャスティング動作を想定してテーパー設計ができます。 
具体的には、キャスティングの角度の指定と、キャスティングストロークの指定が可能です。
左上のロッド条件入力欄の一番下に入力してください。 不要であれば、この欄には入力
せずにそのままお使い下さい。

このソフトの最大の特徴
その3. 入力欄コピー機能(各欄へワンクリックコピー)
ロッド対面入力欄に任意のロッドの数値を入力しますが、その入力データをストレス入力欄や
曲り入力欄にワンクリックでコピーされます。 上にある表の左下の青い入力欄(ストレス)と
茶色の入力欄(曲り)は、最初は何も入力されていません。 黒の入力欄(対面)だけが入力
されています。 そのSへのコピーを押せば、対面の入力数値がストレス欄にコピーされます。
同様にBへコピーを押せば曲り欄にコピーされます。 クリアボタンで空欄に戻ります。

このソフトの最大の特徴
その4. プレーニングフォーム設定値の表示
作成したロッドテーパーのプレーニングフォーム設定値がミリとインチで表示されます。

このソフトの最大の特徴
その5. ロッドのアクションの表示機能
 
100インチに対するテーパーの変化量をRISEと言います。 その度合いに応じて
FAST、MIDDIUM、SLOWという表示がデータ入力すると点灯ボタンにより表示されます。

自分で起こしたロッドテーパーの調子を判断できます。

このソフトの最大の特徴

その6. ガイドスペーシング機能(おまけ)

最後におまけ機能として指定した長さに応じたガイド位置まで計算してくれます。

このソフトの最大の特徴
その7. 計算機機能付(おまけ)
計算が必要な場合、おまけ機能として計算機が使えます。

このソフトの最大の特徴
その8. 作成ページの保存が可能
作成したロッドテーパーのページを保存することが可能です。
保存はデスクトップにされます。


ご使用上での注意点
その1. フェルールサイズについて
フェルールは自動表示ではありません。 該当する箇所(2ピースなら中央部)の対面幅から
判断してフェルールサイズを入力してください。 該当サイズのニッケルシルバーフェルール
の平均重量を加算して計算します。 またご自分で作ったフェルールであれば、入力欄に
その重量をキーボードで入力してください。 その重量で計算します。


ご使用上での注意点
その2. 継数(ピース)について
指定した継数で計算されますが、表示は1列となります。 従いまして継数に応じて各自分割
箇所を判断して対応して下さい。 計算機機能が付いてますので、ご活用ください。

ご使用上での注意点
その3. 実釣ライン長さの入力について
メイン画面では実釣ライン長は10yrd(約9m)で設定されています。 川の釣りであれば10yrdで
良いと思います。 湖では自分のキャスティングに適した長さを入力してください。
<注>ロッドの長さやライン番手が同じでも実釣ライン長の入力値によりロッドのアクション
は変わってきます。

注意事項1
FD テーパーソフトはWINDOWS EXCELだけの対応となります。 MACではご使用になれ
ませんので、ご注意ください。

注意事項2
5インチピッチプレーニングフォーム用となっております。 2.5インチや3インチピッチのフォーム
ご利用の方には対応しておりませんので、ご注意ください。

注意事項3
FD テーパーデザインは、使い方が記載されています。 ご使用上の難易度は高くありませんので、
慣れて頂ければ誰でも扱える内容となっております。 使用上での詳しいご質問や計算方式などの
設計に関するご質問にはお答え出来ませんので、ご了承ください。

注意事項4
このソフトはCDのみでのご使用になります。 他のCDやUSBメモリーにコピーしてのご使用は
できませんので、予めご了承ください。

<FDソフトのちょっとテクニカルな使用例Vol.1>
このソフトのデザイナーであるF氏は、鯛釣りの6角ロッドを作ろうと思い立ちましたが、参考になる
ロッドがなかったそうです。 そこで、希望のロッドの長さをロッド条件入力欄に入力し、鯛の重さや
引きの強さを想定した値を水平静止加重として入力し、そのベンディングカーブを見ながら対面値を
変えてゆきロッドを完成させたそうです。 結果、作ったロッドのベンディングカーブはソフトのカーブと
ほぼ一致したということでした。 頭の中にある幻のロッドを現実の物とした貴重な一例です。

<FDソフトのちょっとテクニカルな使用例Vol.2>
これは私(三浦)のケースです。 私のお気に入りオリジナルの7’3” #5ロッドがあります。
アクションが好きなので、そのロッドの真竹バージョンを作ろうと思いました。 トンキンと同じテー
パーで作ると真竹は0.5番位は柔らかくなります。 つまり#5ロッドであれば、#4〜5のロッドに
なってしまいます。 ちょうど#5の真竹ロッドにするにはテーパーを変えなければなりませんが
全体的に一律に太くすれば同様なアクションになるものでもありません。  そこで当ソフトに
トンキン値を入力してから真竹に変換しました。 また表示されたベンディングカーブはデコボコ
したものでしたので、変換された値の対面値を直しながらベンディングカーブのデコボコ部分
を修正してスムースな形に直していきました。 修正と言っても実際には対面幅を百分の数ミリ
単位での修正です。 微量な量でもストレス値は敏感に変化しますので、感に頼ったロッド製作
では到達できない域での微調整ということになります。 結果は大変に満足できるものでしたが、
これがベンディングカーブを綺麗に修復した結果であるとは未だ断言はできません。 ただロッド
製作を数値的な観点で捉える面白さを発見出来たことは事実です。

ソフト設計デザイン: (有)FDエンジニアリング